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老けない人は腹七分め – 若返り遺伝子が活性化する食べ方 /古家大祐

遺伝子に働きかければ、老化は遅らせることができる老化を遅らせる遺伝子があります。

それは、サーチュインという長寿遺伝子。

サーチュインはみんなが持っている遺伝子なのですが、その働きぶりには明らな個人差があります。

サーチュインがしっかり働いている人は同世代と比べて若々しさがキープできまずし、働きが悪い人は老化が進みやすくなるのです。

カロリー制限が若さを保つ遺伝子をオンにします。

サーチュインはすべての生き物にあり、わずか3週間でもサーチュインがオンにすることができます。

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サーチュインは何のためにあるのか

摂取カロリーが制限された状態は、生き物にとっては一種の飢餓状態。

飢餓に備える、これこそ、サーチュインが担う最大の機能である可能性があります。

肥満の人は若さを保つ遺伝子が働いていません。

カロリー制限で老化を進める生活習慣病に別れを告げましょう。

あなたに眠る7つのサーチュイン

サーチュインが老化を抑える仕組みを探る

サーチュインのアンチエイジング作用

活性酸素の発生を防ぐ

抗酸化作用の低下が老化を加速させる。

サーチュインはミトコンドリアで活性酸素の発生を防ぐ。

ミトコンドリアの老化をブロックするのがサーチュイン。

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遺伝子を守る

活性酸素から繰り返しダメージを受けると、遺伝子が壊れて異常なタンパク質や細胞が増えて老化を招いてしまいます。

それを防いでいるのが、サーチュインによる抗酸作用の向上だったのです。

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異常なタンパク質や古いミトコンドリアを除去する

生じてしまった異常なタンパク質を排除する機能も備えています。
それがオートファジー、自己消化です。

サーチュインは細胞のリソソームによるオートファジーの能力を高めることで異常なタンパク質を早めに処理し、老化が進むのをブロックしてくれるのです。

脳や心臓での過剰なアボトーシスを防ぐ

アポトーシス(プログラム細胞死)
アポトーシスはなくてほならないメカニズムなのですが、成長期を過ぎると過剰なアポトーシスは老化の一因になります。

サート1(長寿遺伝子)が活動を始めると、過剰なアポトーシスにブレーキをかけて脳の神経細胞や心臓の心筋細胞などを守り、若々しく保ってくれるのです。

動脈硬化を防いで血管を若々しく保つ

サート1(長寿遺伝子)は2つの働きで動脈硬化をブロックします。

第一に抗酸化作用を持つ酵素を活性化することで、LDL-Cが活性酸素によって酸化されて悪玉LDL-Cになる過程を抑えます。

第二にサート1(長寿遺伝子)はサーチュインが血管壁に侵入するのを防ぎます。

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高血圧を防ぐ

サート1(長寿遺伝子)を活性化させると、高血圧を抑える2つのメカニズムが働きます。

一番目のメカニズムは血管でのNO (一酸化窒素)の産生量の増加。

NOが増えると血管が拡張しやすくなり、血圧が下がります。また血液の流れが良くなり動脈硬化による血管の詰まりが抑えられます。

二番目のメカニズムは腎臓でのナトリウムの再吸収を抑えること。

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糖尿病を防ぐ

サート1(長寿遺伝子)は、インスリンを分泌する膵臓の機能を正常化して、血糖値を正しく下げるように働さます。

また、インスリンの効き目を良くして、筋肉などの組織に糖質を摂り込ませて血糖値を下げやすい環境を整えてくれます。それにより血糖値が上がりすぎた状態を改善して2型糖尿病を防いでくれるのです。

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摂取カロリーを減らす

摂取カロリーを25%減らしてサーチュインをオンにします。

推定エネルギー必要量(kcal/日) =基礎代謝量X身体活動レべル

基礎代謝量 = 基礎代謝基準値X体重(kg)

最初は食品の重さを正確に測ろう。
3大栄養素のバランスを変えずに量を減らしていく。

ー日3食からバランスよくカロリー制限を
カロリーは一日のうちで帳尻を合わせれぱいい。

空腹感=アンチエイジングが進行中。1日2食という選択肢も。夕飯をなるべく早めに。

アンチエイジングは夜行われている。

老化にブレーキをかける食べ方

要注意!血糖値を急激に上げると老化が促進される

  • 高血糖を避ける
  • 単純糖質を極力避ける
  • 白いご飯やパンを避ける
  • 食べる順番を考える
  • 主菜と副菜から食べ始めます
  • 脂質の中身を考える

オメガ3とオレイン酸を摂る

リノール酸とトランス脂肪酸を控える。
リノール酸は、体内では合成できない必須脂肪酸。大豆油、コーン油、紅花油などに含まれています。

リノール酸を摂りすぎると、アレルギー性疾患、炎症、心臓病や脳梗塞のリスクが高まる恐れがありますから、摂りすぎないようにセーブしてください。

お酒は適量、が原則

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運動でサーチュインのスイッチはオンに

2駅歩けば、サーチュインはオンになる。

息が軽く上がる運動で老化にブレーキをかけよう。
ー日1万歩を目標に歩く。

運動によるカロリー消費はカロリー制限と同じ効果が、ラン二ングとサイクリングなら短時間に楽しくカロリー消費ができる。
運動には足腰の筋肉を保つ効果もある。
脳を元気に保つ働きもある。

ウォーキングやランニングで骨を丈夫に保つ。

軽い運動は活性酸素を退治する能力を高めてくれる。

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良いサプリと悪いサプリ、危ない食品を知る

レスべラトロールでサーチュインのスイッチを入れる。
レスべラトロールをいちばん多く含むのは赤ワインです。

サプリメントで抗酸化物質を過剰に摂らない。
鉄分の過剰摂取にも注意を


揚げ物・AGEを避ける

酸化と同時に老化を進める糖化とい一つ現象に気をつける。

糖化とは、タンパク質と糖質が結びつく反応。カラダを構成するタンパク質に糖質がくっつくと本来の機能が果たせなくなり、老化が進みます。

フライドポテトなどの揚げ物の摂取を控える。

AGEは、稲質とタンパク質を高温で調理すると生じます。

AGEが多く含まれているのはタンパク質の固まりである肉類。この他、熟成させたチーズにもAGEが多く含まれています。AGEは、揚げる、焼く、炒めるといった高温調理の過程で増えます。

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肌のくすみを進めるAGE

AGEの悪影響を受けやすいタンパク質の一つに、皮膚を構成するコラーゲン維があります。

AGEの蓄積量が増えるほど、肌の弾力性が低下することがわかっています。

シミやシワの直接の原因は紫外線。この背後にはAGEも関わっています。

パンをトーストしたり、パンケーキを焼いたりすると褐色になりますが、この同色の物質こそがAGE。

つまりAGEは褐色なので、表皮にAGEが蓄積すると肌が黄色くくすみやすくなるのです。

AGEの蓄積はシワの誘因にもなります。

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