今夏18きっぷ最期の旅で、一ノ関と盛岡に行ってきました。
盛岡三大麺制覇と岩手の歴史を巡る旅はかなり見応えがあり、南部藩の歴史を知り、石川啄木や宮沢賢治など文豪ゆかりの地では、その時の状況が浮かんでくるようでした 📖
今回は、盛岡三大麺の紹介とわんこそばで100杯以上食べる方法をお伝えします。
正法寺の概要 正法寺(しょうぼうじ)は、岩手県奥州市水沢黒石町にある曹洞宗の寺院。山号は大梅拈華山(だいばいねんげざん)。本尊は如意輪観音。かつては大本山の永平寺、總持寺に次ぐ第三本山と呼ばれた。1990年(平成2年)9月1[…]
盛岡三大麺とは
盛岡三大麺とは、盛岡冷麺、盛岡じゃじゃ麺、わんこそばの総称です。
わんこそば
「わんこそば」は、祖先から伝わる「おもてなしの心」から生まれたこの地独特の伝統食文化です。
宴の席で大勢のお客様をもてなすために考えられたと伝えられています。一口大の小分けにしたお蕎麦を様々な薬味と共にたっぷりと味わっていただけます。店舗によっても異なりますが15杯前後で通常のもりそば一杯分となります。
お給士さんとの掛け合いも楽しく、盛岡ならではのそば文化と言えるでしょう。予約はしなくても大丈夫ですが、店舗や時間帯により待ち時間が長くなることがあるため、前もって問い合わせておくことをおすすめします。
盛岡冷麺
「盛岡冷麺」は、朝鮮半島北部出身で日本に移住してきた食道園の青木輝人さんの手により盛岡で誕生しました。
小麦粉と馬鈴薯でん粉による強いコシの麺が独特の歯ざわりを生み出しています。スープは牛骨・鶏肉等を煮込んで味付けしております。飲み心地良くコクもたっぷりでキムチの辛さと相性ぴったりです。辛味が苦手な人でもキムチの量で辛さを調節できます。別辛、中辛、特辛、激辛などから辛さを選択でき、別辛はキムチが別皿で提供されるので、別辛がおすすめです。
そして、ゆで卵、キュウリ、季節の果物などが盛り付けられることで多彩な味になります。焼肉屋に冷麺だけ食べに来る客も多く、最高に美味しいです。
じゃじゃ麺
「盛岡じゃじゃ麺」は、もともと「炒めみそうどん」という意味であり、中国東北部の麺を参考に、白龍の高階貫勝さんが屋台から始めた麺です。麺と特製味噌をよく混ぜあわせ、お好みで、おろし生姜・酢・にんにく・ラー油を加えて食べます。食べるほどにくせになる味わいです。
麺と具は少しだけ残すか、味噌だけ入れて「ちーたんたん(鶏蛋湯)」という玉子スープを器に注いでもらいます。食後のスープは締めにピッタリです。
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【盛岡冷麺】ぴょんぴょん亭
盛岡冷麺の名店、ぴょんぴょん亭は盛岡駅前にあります。
[住所]〒020-0034 盛岡市盛岡駅前通9-3
[営業時間]11:00~24:00(ラストオーダー23:00)
[定休日]なし
[TEL]019-606-1067
[HP]http://www.pyonpyonsya.co.jp/
盛岡冷麺の大盛、別辛をオーダーしました。別辛はキムチが別皿で提供されるので、辛さを調整することができます。
韓国冷麺は梨だけど、盛岡冷麵はスイカがのっているのが特徴
最高に美味しい一杯です。
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【じゃじゃ麵】白龍本店
盛岡城址公園向かいの狭い路地にあるのが、じゃじゃ麺の店、白龍(パイロン)です。じゃじゃ麵発祥の店とも言われ、岩手で知らない人はいません。
[住所]〒020-0023 岩手県盛岡市内丸5−15
[営業時間]9:00~20:45(ラストオーダー20:40)
[定休日]日曜日
[TEL]019-624-2247
[HP]http://www.pairon.iwate.jp/
店内には、数多くの著名人のサインが飾ってあります。岩手出身ですと、メジャーリーガーの菊池雄星投手などのサインがありました。
じゃじゃ麵の中盛りです。中盛りでも結構量があります。
明日はわんこそばに挑戦するので、控えめにしました。
薬味はカウンター上にあり、特製味噌、しょうが、にんにく、唐辛子など自由に入れられます。
よく混ぜて食べます。
食べ終わったら、カウンターにある卵を割り、「ちいたんたん」とオーダーすると、スープと特製味噌を入れてくれます。これらをよく混ぜると「ちいたんたん」スープの完成です。
大乗寺の概要 大乗寺(だいじょうじ、大乘寺)は、石川県金沢市長坂町にある曹洞宗の寺院。山号は東香山、椙樹林、古くは金獅峯。僧堂がある。江戸時代にここで清規(僧侶の修行規則)が再構築され、規矩大乗と称された。周防正行監督、本木雅弘主演[…]
【わんこそば】東屋本店
東屋本店は現在、仮店舗で営業中で、「大通り」沿いにあります。予約しなくても大丈夫ですが、時間帯によっては少し並ぶ可能性もあります。予約するにしろしないにしろ、事前に電話で問合せておくと安心です。
[住所]〒020-0871 岩手県盛岡市中ノ橋通1丁目8−3
[営業時間]11:30~15:00・17:00~20:00(ラストオーダー20:00、わんこそばラストオーダー19:00)
[定休日]なし
[問合せ・予約]0120-733-130(10:00~18:30)
[HP]https://wankosoba.jp/
いくつかのグループが「わんこそば」に挑戦中でした。
わんこそば以外のお客は店舗中央の座席にて、普通のメニューをオーダーします。
わんこそば(3700円:お椀を積み重ねるタイプ)をオーダーしました。お給仕は、お客が食べた分だけ空のお椀を、テーブルの上に重ねていきます。食べた杯数は重なったお椀の数で数えることができます。お椀を重ねていく音やあっという間に積みあがっていくお椀で、わんこそばらしい雰囲気を楽しむことができます。ほとんどの人がこれをオーダーするでしょう。15杯で約1杯のかけ蕎麦分となります。3150円のお椀を積み重ねないタイプでは、マッチ棒で杯数を数えていきます。
●薬味:鮪刺身・なめこおろし・とりそぼろ・胡麻・海苔・一升漬・つけもの、とろろ・ねぎ・わさび、もみじおろし・デザート
わんこそばを100杯以上食べる方法
わんこそばは100杯以上食べると記念手形がもらえ、多くの客がこれを目標にします。
私が考えた「わんこそばを100杯以上食べる戦略」は下記の通りです。
- 前日夜から絶食
あまり絶食しすぎると胃袋が小さくなり、食べられなくなります。 - 「わんこそば」挑戦は、午後~夕方にすべし
前日夜から絶食するため、あまり早い時間帯だとまだ空腹のピークは来ません。 - 当日午後に腹が鳴り出して数時間したら店に向かうべし
当日の体調によりベストタイミングで店に行くため、時間指定の予約はなるべくしない。 - 水も飲まない
水も飲むと腹に溜まります。当日はほとんど水分をとらず、のどカラカラの状態で店に行きましょう。 - 80杯くらいまで薬味に手を出さない
薬味に手を出していると食べるスピードが遅くなったり、薬味が腹に溜まります。ギリギリまで我慢しましょう。 - 食べ始めたらスピード重視
あまり時間をかけて食べてしまうと、満腹中枢が刺激され後半食べられなくなってしまいます。始まって20分くらいは猛烈に食べ進めましょう。 - 汁は飲まない
「わんこそば」は汁入りのそばを毎回入れてくれます。そばだけ食べて余計な汁はおひつに入れていきましょう。汁を飲んでいるとあっという間に腹がふくれます。 - 100杯以上を確信したら、薬味を楽しむ
100杯以上が見えてきたら、いろんな薬味を入れてそばを楽しみましょう。 - キリのよい杯数まで食べる
わんこそばのタワーは1つが15杯です。最後に記念写真を撮る際の見栄えを考えたら、最後のタワーが中途半端の高さになるのは良くないでしょう。
よって、15杯×7タワー=105杯、15杯×8タワー=120杯、15杯×9タワー=135杯、15杯×10タワー=150杯などが目途になります。 - 残さず食べる
わんこそばを限界まで食べたとしても、薬味や刺身、デザートは残さず食べましょう。少し余裕をもってわんこそばを終えることが重要です。
上記を実践した結果、120杯を完食することができました。もう1タワーくらいはいけましたが、食べるスピードが遅くなったのを給仕さんが気遣ってくれ、少し前でフィニッシュしました。
わんこそばを前に記念撮影。しかし、全然味わう余裕がなかったです💦
おまけ
偶然にもテレビロケに遭遇、ロバート秋山氏が来ていました。
何の番組か分かりませんが、女子アナの方どこかで見たことあるかも。
概要 2015年3月、ボリシャルやクルナとを結ぶ世界唯一の定期外輪船「ロケット・スチーマー」に乗りたくて、バングラデッシュのダッカからチャンドプルまで船で移動したときの話です。 「外輪船」とは、船の両脇に巨大なパドルがあり、そ[…]