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【盛岡】宮沢賢治ゆかりの寺、報恩寺(五百羅漢)に行ってきた

かつて、宮沢賢治が若い頃に坐禅していたという曹洞宗のお寺、瑞鳩峰山 報恩寺(五百羅漢)に行ってきました。報恩寺は盛岡市郊外にあり、徒歩でも行くことができ、五百羅漢という五百体にも及ぶ羅漢像は圧巻です。

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瑞鳩峰山 報恩寺(五百羅漢)とは

この寺は、1362年(貞治元年)南部守行の開基、通山長徹の開山により、1394年(応永元年)に南部守行によって陸奥国三戸郡に創建されたと伝えられています。

本仏は、報恩寺第17世曇樹和尚が大願主として施入したもので、最初500像納められましたが、現在は499像が現存しています。仏像は胎内銘によって、1731年(享保16年)から1734年(享保19年)の4年間に京都の大仏師法橋宗而重賢、駒野定英珍盈を主班とした、9人の仏師によってすべて京都で作成されたことがわかります。

仏像の台座はすべて箱形で、輸送に用いた箱を利用していることが、その裏側の文字により推定されます。

羅漢堂は、1735年(享保20年)8月の棟札があり、羅漢像の完成によって造営されたと考えられます。本堂はその後、「上棟相済云々」の銘板によると、1850年(嘉永3年)8月から1851年(嘉永4年)7月にかけて、地元の大工棟梁戸沢甚助以下20余名により改建されています。

■瑞鳩峰山 報恩寺(五百羅漢)
[住所]〒020-0016 岩手県盛岡市名須川町31−5
[営業時間]9:00~16:00
[定休日]なし
[TEL]019-651-4415

宮沢賢治と報恩寺

賢治は盛岡に住んでいた中学と高等農林の学生時代に、たびたび盛岡の北山にある願教寺の島地大等の講義を聴き、同じ北山の報恩寺では参禅していました。座右の書とした『漢和対照 妙法蓮華経』は島地大等が編集したもので、のち「法華文学の創作」に繋がる法華経との出会いはこの時代です。
 また、盛岡中学の最終学年(5年生)の4月からは、学校の寄宿舎から(寮生の舎監排斥運動により退寮を命ぜられ)ここ北山にある清養院に下宿し、5月の北海道修学旅行後には徳玄寺に移り、さらに盛岡高農受験を目指し浪人中の1915(大正4)年1月に教浄寺(時宗)に下宿して受験勉強に打ち込みました。

宮沢賢治は報恩寺の道場に通い尾崎文英老師の参禅さんぜん指導を受け、坐禅を組み仏典をひもといたといいます。また、賢治は若いころから熱心な『法華経ほけきよう』の信者であったといわれ、深く仏教に帰依し、信仰に生きたといわれています。

そのような仏教の信仰の思いが賢治の代表作「雨ニモマケズ」によく現れています。玄米採食の質素な食事や生活、仏教の慈悲慈愛の精神などが読み取ることができます。

雨にも負けず
風にも負けず
雪にも夏の暑さにも負けぬ
丈夫なからだを持ち
欲は無く
決して瞋からず
何時も静かに笑っている

一日に玄米四合と
味噌と少しの野菜を食べ
あらゆる事を自分を勘定に入れずに
良く見聞きし判り
そして忘れず

野原の松の林の影の
小さな萱葺きの小屋に居て
東に病気の子供あれば 行って看病してやり
西に疲れた母あれば 行ってその稲の束を背負い
南に死にそうな人あれば 行って怖がらなくても良いと言い
北に喧嘩や訴訟があれば つまらないからやめろと言い

日照りのときは涙を流し
寒さの夏はオロオロ歩き
皆にデクノボーと呼ばれ
誉められもせず苦にもされず
そういう者に
私はなりたい

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山門から境内

歴史を感じさせる山門です。1362年開山なので700年近く経っていることになります。

こちらが五百羅漢像が安置されている羅漢堂です。

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堂内

羅漢堂に行く途中に、歴史ある彫像が展示してあります。

中央にある彫像は3mほどの巨像で、ここからは下半身しか見えません。

羅漢堂内部です。

写真:岩手観光協会

五百羅漢像は様々なポーズや表情の像があり、面白い像を発見する楽しみもあります。

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坐禅堂

報恩寺では、毎週坐禅会・写経会や月例修証会、月例羅漢講などを開催しています。

今回はタイミングが合わずに参加できませんでしたが、機会があれば参加してみたいです。

とりあえず、坐禅堂(僧堂)の写真だけ撮ってきました。

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