ガンには陽性と陰性という2つのタイプがあります。食生活や環境が陽性・陰性のどちらかに傾きすぎると、どちらかのガンになるのです。
そもそも、ガンが発生する根本の原因は、現代文明社会の不自然な生活状態にあります。例えば、公害などで汚染された大地のもとで暮らしたり、人工的に作られた電磁波の高い環境に住んだり、自然の理からかけ離れた昼夜逆転の生活を繰り返したりすることが根本の原因です。
しかし、ガン発症の直接の原因は血液と体液・リンパ液の質を低下させる現代の食習慣、自然環境から逸脱した食生活に他なりません。ガンの異常な細胞は、まさに質の悪化した血液と体液がつくりだすのです。
戦後、日本人の死因でガンが急増したのには、欧米型の食生活や不自然な生活環境、現代社会の過剰なストレスなどが原因です。
陽性のガン
これは過度な陽性の食品(卵・肉類・魚・乳製品など)が原因になります。陽性食過多によるガンであり、これらは陽性の臓器に発生します。
陽性の臓器
陽性の臓器は、固く気密であるという特徴があり、これに該当するのは、肺・心臓・腎臓・脾臓・膵臓・肝臓があります。
陰性のガン
これは過度な陰性の食品(清涼飲料水・砂糖・牛乳・柑橘類・刺激物・香辛料・化学物質・添加物・精白した穀物など)が原因になります。陰性食過多によるガンであり、これらは陰性の臓器に発生します。
陰性の臓器
陰性の臓器は、中空で拡張的な特徴があり、これに該当するのは、大腸・小腸・膀胱・胃・胆嚢があります。
まとめ
ガンになるには、食生活に何かしらの原因があります。陰陽どちらかに過剰に偏った食生活を送ることにより、血液とリンパ液が慢性的に低質化した結果、ガンが生じます。
過度な陽性・陰性の食品を全く食べるなと言っているわけではありません。どちらかに偏りすぎないようバランスを考えながら食べることが重要なのです。
陰陽のガンの詳細については、また別途取り上げて解説します。
マクロビオティックの標準食については、下記記事が参考になります。
マクロビオティック食は、ジョージオオサワと呼ばれる日本の哲学者によって最初に開発されました。彼は、食事や運動から瞑想まで、さらには特定の食品の「陰と陽」のエネルギーまで、多くのライフスタイルの側面を組み込んだ健康への全体的な体系作り、マク[…]
また、病気を改善するためには、下記記事の食事ガイドが参考になります。
主に極端な陰陽の要因から生じる病気、状態、または障害についての食事ガイドラインについて説明します。 気候、環境、年齢、性別、活動レベル、個人の状態とニーズ、およびその他の要因に応じて、個人ごとに少し調整する必要がある場合があります。[…]
日頃から、陰陽バランスの取れた中庸の食生活を送るように心掛けましょう。