日本人の約3人に1人ががんで亡くなっています。
これは、日本人の死因の中で最も多かったのはがん(悪性新生物)であるということです。
ガンというものは、突然なるものではありません。
ガンが生成されるには段階があり、その過程は知っておいて損はないでしょう。
イニシエーション(形成開始期)
すべてのきっかけは発ガン物質です。
現代の加工食品は農薬や添加物、保存料、着色料など発ガン物質に溢れています。
何の疑問を抱かずに、スーパーで食品を買い外食を繰り返していると、知らず知らずのうちに大量の発ガン物質を摂取することになります。
「量の問題!少しくらいなら問題ない」という人がいますが、そのような妥協・気の緩みが次第に大きくなり、少しずつ発ガン物質が蓄積されていきます。
食品の添加物には気を付けよう。
農薬を避けるには無農薬・減農薬・オーガニック食品を選ぼう。
プロモーション(促進期)
■成長は食べ物次第
促進期はイニシエーション(形成開始期)よりずっと長く、人間の場合だと大抵何年もかかります。
この時期は癌細胞が増殖し、次第に大きな塊に成長し、目に見える腫瘍が形成されるときになります。
プロモーションは、初期の癌が成長に最適な条件を与えられたかどうかによって、停止(休眠状態)にさせることができる分岐点にもなります。
この期間がガン対応の最も重要な期間となるでしょう。食事が重要になるのはこの時です。
食事因子はプロモーター(促進物質)とアンチ・プロモーター(抗促進物質)があります。
プロモーターがアンチ・プロモーターより数で優ると癌の増殖が活発になります。
アンチ・プロモーターがプロモーターより数で優ると癌の増殖がゆっくりになます。
ガンの早期発見もこの期間にできるかどうかにかかっています。
もしこの期間にガンが見つかったら、遺伝などでなく、食生活や生活環境が原因なのは明らかなので、食生活や生活環境を180度転換させて、考えを改めてください。
日頃の食生活や生活習慣が大切だよ
プログレッション(進行期)
■致命的なダメージの始まり
進行した癌細胞群が体に決定的なダメージを与えるくらいまで癌の増殖が進行したときに始まります。
最初にあったところから抜け出してガン転移が始まるのもこの期間です。
これは癌の最終形態で死に至る結果となります。
この期間においても、食生活や生活環境の改善と生きる希望、強いメンタルを持てば生還する人もいます。
下記のような過程を経てガンは進行していきます。
①アラフトキシン(発ガン物質)が細胞に侵入
②アラフトキシンが酵素によって代謝される
③危険な物質(AF)が形成される
④その物質が細胞のDNAを攻撃する
⑤損傷したほとんどのDNAは修復されるが、損傷が大きい場合、修復より先に細胞が増殖し、永久にダメージを受けた癌細胞が生まれる。
ガンを早期発見する方法には、ミアテストというものがあります。
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