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山形県中小企業団体中央会が主催する「デジタルに強い人材を育てるデジタルリスキリングセミナー」に参加してきたので、そのまとめです。

会場は、霞城セントラル15階 商工団体会議室でした。

プログラム

プログラムは下記のような内容です。

  1. デジタル社会形成基本法およびDXなどの解説
  2. デジタルリスキリングのはじめ方
  3. デジタルツール活用事例
  4. 無償で使えるRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)※2ツール
  5. 操作実演

講師は、マイクロソフト エバンジェリストの大渓 明日香 氏です。

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講演内容

デジタル社会形成基本法およびDXなどの解説

1. デジタル改革関連法案
行政の分野においてデータの利活用を進め、社会課題の解決に活かすために、デジタル化を進めることを目的とした6つの法律の総称がデジタル改革関連法

2. デジタル社会形成基本法
多様な国民がデジタルの活用によってニーズに合ったサービスを選択でき幸せになれることを目指す

3. DX (デジタルトランスフォーメーション)とは
2004年、スウェーデン・ウメオ大学のエリック・ストルターマン教授が提唱
「ITの浸透が人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」
レガシー産業におけるデジタル化の流れを指す言葉として広まる

4. DXの3段階
① デジタイゼーション
既存の紙のプロセスを自動化するなど、物質的な情報をデジタル形式に変換すること

② デジタライゼーション
組織のビジネスモデル全体を一新し、クライアントやパートナーに対してサービスを提供するより良い方法を構築すること

③ DX:デジタルトランスフォーメーション
新しい製品やサービス、新しいビジネスモデルを通して、ネットとリアルの両面での顧客エクスペリエンスの変革を図ることで価値を創出し、
競争上の優位性を確立すること

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デジタルリスキリングとは

1. リスキリングとは
新しいことを学び、新しいスキルを身につけ実践し、そして新しい業務や職業につくこと

2. リスキリングに期待すること
① デジタルスキル習得者の広がり
② デジタル人材の適切な評価

3. デジタルリスキリングのステップ
① スキルを可視化する
② 学習プログラムをそろえる
③ 学習に伴走する
④ スキルを実践する
職場にスキルを実践できる環境を用意する

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デジタルリスキリングのはじめ方

1. デジタルリスキリングのステップ
① デジタルに好意的な社員をみつける
デジタル事例紹介、アンケート・聞き込み、過去の改善事例
→社内の”隠れ”デジタル先駆者を見つける

② 目標を立てる
→生声を集める、地に足の着いた目標にする
最初の目的地は「デジタル化について議論できる人を増やす」
「業務での実践」を意識した目標・計画を立てる

③ メンバーを集める
手上げ制、学ぶメリット、スモールスタート
→これなら私にもできるかも!と思ってもらえるか
→ローコードツールを紹介する
デジタルに強い業務担当者を育てる
→メンバーは3名以上 バランスのよいチームが理想
(ITセンスあり、実務に精通、ムードメーカー)

④ 学習する
→業務時間内で学習時間を確保、励まし合う場を作る

⑤ 実務で実践
→チームで相談、社外のアイディアを取り込む
→中小企業、実はやりやすい。経験を積むチャンス!
発想は「余裕」ある職場から生まれる

リスキリングの成果が出るまで:1~1.5年
→長期戦。それでも内部人材を育てるメリットは大きい
→採用コストと比較し、社員へリスキリングコストは1/6

⑥ 成果を社内でシェアする
業務が効率化され、時間に余裕ができる
ミスがなくなった プレッシャーからの解放 有給取得
→金額換算しにくい「余裕ができた」これこそプライスレス
→やりきった社員をしっかり評価する”やってみたい”が広がる
→デジタル化、DXが語れる社員を増やし続ける

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デジタルツール活用事例 無償で使えるRPA

1. RPAとは
Robotic Process Automation
パソコン上で行われる作業を自動化する技術

得意分野は下記のような「人が苦手な仕事」
繰り返し、長時間、正確性が必要、スピードが必要

2. 業務プロセス自動化ツール
Power Automate(クラウド上の操作を自動化:有償)
Power Automate for desktop(デスクトップ上の操作を自動化:無償)

◆操作実演
講師がPower Automate for desktopを使用して、下記操作の自動化を実演した。
① メール送信
Excelのアドレス一覧からメールアドレスと会社名、氏名を読み取り、自動でメールを送信

② Webシステム操作
Excelの住所一覧から運送会社のサイトにログインして、自動で住所を入力して帳票を出力する

③ デスクトップアプリケーション操作
Excelの社員一覧から、会計ソフトにログインし、担当者毎の請求明細を出力する

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まとめ

無償で使用できるPower Automate for desktopは非常に便利だと思いました。
私がまず個人で使用してみて、自動化できそうな部分は業務に取り入れていきたいです。

また、DXを進める上で下記の2点が必要だと思いました。
① デジタイゼーション(既存の紙のプロセスを自動化する)
② デジタルに強い人材の確保

また、ITの基礎知識が習得できる「ITパスポート」の資格取得を奨励していたため、
社内でも積極的に取得していけば、デジタルに強い人材・業務担当者を増やしていくことができるそうです。

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