11/19(日)仙台にて賃貸不動産経営管理士を受験してきました。
先月の宅建試験後、約1か月間集中して勉強してきましたが、結構難しい試験でした。
使用教材、勉強内容や試験講評等をまとめてみました。
勉強内容&教材講評
下記の教材を使用して勉強しました。
- アガルート 賃貸不動産経営管理士教材一式(2022年度版メルカリにて購入)
- 令和5(2023)年度版「賃貸不動産管理の知識と実務」
- LEC 2023年版 賃貸不動産経営管理士 合格のトリセツ テキスト&一問一答
- TAC 本試験をあてる TAC直前予想模試 賃貸不動産経営管理士 2023年度
- 賃管士合格アプリ
- 棚田行政書士の不動産大学 賃貸不動産経営管理士編
アガルート 賃貸不動産経営管理士教材一式
賃貸不動産経営管理士の通信教育教材はまだ少なく、アガルートが唯一出していたので、メルカリにて2022年度版を購入しました。
アガルートの教材は、イラスト等が少なく単色刷りで使いにくい印象がありました。
最初に基本テキスト①②を熟読し、過去問講座①②を勉強しました。
フリマアプリ等で安く購入できるのなら勉強しても損はありませんが、正規料金にて通信講座を受けるのは、コスパと教材の内容からも、あまりオススメしません。正規料金は若干高めです。
こちらは実際に使用した教材です。
令和5(2023)年度版「賃貸不動産管理の知識と実務」
賃貸不動産経営管理士の公式テキストになります。5問免除講習を受けるには、このテキストは必ず購入しなければなりません。
辞書のような書籍なので、普段の勉強で使うことはほとんどないでしょう。
それにあまりのボリュームに学習意欲が減退してしまう可能性もあります。
あくまで5問免除講習のためだけに使用しましょう。
LEC 2023年版 賃貸不動産経営管理士 合格のトリセツ テキスト&一問一答
アガルートの教材があまりにも使いにくく、理解が進まなかったので、こちらを購入しました。
書店で立ち読みして他の教材と比較しましたが、要点が非常にコンパクトにまとめられていて、分かりやすかったです。図解・イラストも多くイメージがつかみやすいです。またテキストに合わせた無料の講義動画が公開されているので、通信講座のように勉強することができました。これで2640円はコスパ最高です。余裕があれば、トリセツ」シリーズの過去問もやっておきたかったです。
TAC 本試験をあてる TAC直前予想模試 賃貸不動産経営管理士 2023年度
法改正や重要ポイントのまとめ、予想問題が3回分あり、トレンドをつかむうえでやっていた方がいい問題集です。1冊問題集をやるとしたらこれでしょう。
賃管士合格アプリ
全問題をやりました。すきま時間に学習でき、記録を残しておけるので苦手な分野を把握できます。
記憶の定着をはかるうえでは最高のツールでしょう。
棚田行政書士の不動産大学 賃貸不動産経営管理士編
宅建ほどの充実度はありませんが、気になるテーマは見ておいてもよいでしょう。
完全独学で法律系資格9個合格できた私が、法律知識ゼロ、不動産経験ゼロの超初心者の方でも「賃貸不動産経営管理士に一発合格」…
5問免除講習は受けるべきか?
5問免除講習は、講習費用(約18000円)とテキスト代(約4000円)の合計22000円かかります。
決して安い費用ではありません。受験費用も12000円するので教材なども入れると結構な出費になってしまいます。
しかし、結論から言いますと、5問免除講習は絶対受けた方がいいです。
試験では、テキストにはない問題や実務的な問題、あいまいな表現で迷わせるような問題も結構出ます。
そのような中で、5問免除があるのは非常に大きいです。5問免除してようやく受かるかどうかの試験だと思っています。5問免除は受講年とその翌年有効なので、2回チャンスがあります。
9月に仙台にて5問免除講習を受講しました。
試験講評
5問免除したので、120分で45問を回答しました。
合格点は35点前後なので、45問中30問以上(67%程度)正解すれば合格率が高まります。
5問免除しない場合は、50問中35問以上(70%程度)の正解が必要なので、5問免除の効果は絶大です。
試験内容は、非常に選択を迷わせるような問題や個数選択が10問ほど出ました。また初見の問題も必ず数個はあります。しかし宅建のような悪質なひっかけ問題などはなかったです。
その点では取り組みやすいでしょう。
また、宅建ではあまり出題されない設備や建物に関する問題があり、宅建と賃貸不動産経営管理士の両方を勉強することで相乗効果もあるでしょう。
自己採点では、30~31/45問だったので、ボーダーライン上でした。
宅建に続き2連敗は避けたいので、なんとか合格したいですね。。