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2025年10月29日から31日にかけて、幕張メッセで開催されたBizcrew Expo Autumn 2025の特別講演を受講してきたので、内容をまとめました。

AIに使われるな、AIを使い倒せ / 堀江 貴文氏

実業家 SNS media&consulting(株)ファウンダー 堀江 貴文氏

AI時代の到来で、仕事も生活も劇的に変わる。重要なのは、AIに振り回される側ではなく、使い倒す側に立つこと。AIツールをどう活用し、圧倒的な成果を出すか。既存の常識をぶっ壊し、個人が圧倒的に突き抜けるための思考法を語る。


AIは人間の知能の半分を超えた。

何をするにも最初の下書き・書き出しには時間がかかる。

生成AIを使うことで最初のフォーマットは全て準備できる。

産業革命により肉体労働が少なくなり、その結果、より身体を動かすためスポーツジムやフィットネス産業が誕生した。AIは知的産業革命であり、脳を使うことが少なくなるので、今後はより脳トレが必要になる。知的なスポーツの時代が来る。

AIにより労働時間が減少し、時間が余るためレジャー・余暇産業・エンターテインメント産業が伸びる。エネルギー核融合が開発されれば、その傾向はより顕著になる。

論文や専門的なことでも、確認のため一旦AIに聞くというプロセスが良い。

クラウド上にはあらゆる情報が存在しているので、暗記系のものはクラウドに任せる。

脳はAIに負けており、暗記偏重教育は意味がない。

ディープラーニングからロジカルシンキングのできる生成AIが誕生し、シンギラリティ(AIが人間の知能を超える技術的特異点)を超えつつある。

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好き嫌いの復権 / 楠木 建氏

一橋ビジネススクール 特任教授 楠木 建氏

ビジネスに限らず、人間のあらゆる思考と判断、行動の基底には何らかの価値基準がある。本講演では、その普遍性に注目して、「良し悪し」と「好き嫌い」という2つの価値基準を対比する。ビジネスや経営においては、「良し悪し」が優先し「好き嫌い」が劣後する傾向にある。しかし、仕事でこそ「好き嫌い」が重要になる。多角的な視点から「好き嫌い」の復権を論じる。

絶対的悲観主義

自分の思い通りになることなど、この世にひとつもない。

『成功させなければならない』と思い込むから、予定が少し狂っても逆境に陥った気分に襲われます。自分の思うままに進む仕事なんて、ほとんどありません。

『絶対』と覚悟を決めることがポイントです。仕事の種類や状況にかかわらず、あらゆる点でうまくいかないという前提を持ちましょう。すると『ま、ちょっとやってみるか』という構えで臨むことができます」

絶対悲観主義で享受する6つのメリット

  • 実行するのが簡単。失敗は最初から想定の範囲なので、心安らかに受け止めることができます。
  • 仕事に取りかかるまでのリードタイムが短くなります。普通は大事な案件ほど、ついつい後回しになりがちですが、絶対悲観主義は『失敗できない』とは考えないので、仕事の立ち上がりが早くなります。
  • リスク耐性が高くなります。不確実性が高い時代ほど必要になってきます。
  • 実際の失敗に対する耐性も高くなります。
  • 自然に顧客志向になります。仕事の先には取引先やクライアントだけでなく、上司や部下など自分を必要とする『お客』が存在し、自分の事情に忖度してくれません。自然に相手の立場で物事を考えるようになります。
  • 自分自身に固有の能力が見えてきます。絶対悲観主義者は褒められても真に受けません。謙虚なのではなく、自分の能力を信用していないからです。しかし10年も評価を受けていると『地に足の付いた楽観主義』が生まれてきます。
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DXなんてもっとくそくらえ ~AI時代の社会と仕事~ / 成田 悠輔

成田 悠輔氏

DXやAIの推進が叫ばれる中で、社会や仕事の本質は本当に変わっているのでしょうか。 本セミナーでは、経済学者・成田悠輔氏が、DXやAIブームの表層を批判的に捉えつつ、テクノロジーによる働き方、組織、社会構造の変化を鋭く分析します。 無意味化する仕事、役割を失う組織、そしてその先に生まれる可能性について、ユーモアを交えながら未来を展望します。 激変する時代において、企業と個人に求められる視点を考察します。

AIが生活のマジョリティを変える存在にはならない。

AIにより技術革新は起きたが、生活革新は起きていない。

強化学習はいろいろなパスを考えてチェックする。正解を見つけてそれに必要なパラメータをアップデートする。

人間の価値は、AIにはないポンコツさである。

様々なAIが台頭している中で、完全に代替される領域は限られている。

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所感

著名な講演者の話を聞くことができ、非常に感銘を受けました。

AIによる知的産業革命が起こっているにもかかわらず、活用している企業はまだごく一部です。AIが完全に代替される領域は限られていますが、それでもどんどん社会の中に入り込んできます。これからの時代、ITリテラシーを上げて積極的にAIを活用していく必要があります。また、絶対的悲観主義という逆説的な発想は斬新だと思いました。

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