20191201. 秋田県・男鹿にナマハゲ伝導士の試験を受けに行ってきました。仕事をしていないのが幸いし、温泉2泊3日で冬の秋田を満喫しました
昨年、男鹿のナマハゲがユネスコ無形文化遺産に登録された影響もあり、全国から過去最多112名の資格マニア達が集結!日本の民俗伝承や秋田への郷土愛もあり、どうしても取りたかった資格でした。
なまはげ館や男鹿真山伝承館の見学後、なまはげ講義と伝道士試験を受験。内容はナマハゲ文化の歴史や礼儀作法、仮面の素材や種類と地域性などかなり専門的。合格発表は毎年12月末です。
ナマハゲ伝導士ってナニ?
「ナマハゲ」習俗は、今なお多くの謎が残され継承されている男鹿の独自の文化です。ナマハゲ伝導士試験を通して、ナマハゲ本来の持つべき意味合いを正しく理解してもらう機会とし、ナマハゲを深く知ることで内外に対して保存伝承意識の高揚とサポーターの育成に繋げ男鹿の観光振興に繋げることを目的として実施するものです。
もっと男鹿のナマハゲについて深く知りたい。男鹿のナマハゲの本質について探求してみたい。そんな方にお勧めのナマハゲ伝導士試験。講義を通してナマハゲの作法や「しきたり」等その奥深さにあらためて男鹿独特の風習を知ることができるはずです。ナマハゲについて興味があるんだけれど「試験が難しそうだ…」と考えている方には試験に向けた研修会(なまはげ館・伝承館見学)・講義(講師によるナマハゲ全般の解説)に参加し、ナマハゲについて学んで頂くことができます。
男鹿なまはげライン
なまはげ館
なまはげ館 〒010-0685 男鹿市北浦真山字水喰沢 ☎0185-22-5050 運営/(株)おが地域振興公社 https://namahage.co.jp/namahagekan/
なまはげは、昭和53年に国の重要無形民俗文化財に指定された行事で、毎年、大晦日の晩に男鹿半島のほぼ全域で行われています。中でも真山地区のなまはげは、古い伝統としきたりを厳粛に受け継いでいます。
伝承館では、この由緒正しい真山地区のなまはげ習俗を体験し理解していただくために、学習講座を開設しています。
なまはげ講座
ナマハゲの歴史やナマハゲの面及び男鹿のナマハゲの継承状況の講義の後、60分の筆記試験が実施されます。選択問題もありますが、筆記問題が多いので結構大変です(>_<)
なまはげのお土産たち
まとめ
秋田魁新報にも取り上げられ、写真に自分が小さく映ってました(笑) 秋田魁新報
ナマハゲ伝道師認定証編については、こちらへ