概要
インドのサールナートは、仏教の四大聖地で釈迦が初めて教えを説いた初転法輪の地とされている。そんな聖地には世界中の国のお寺が集まっていて、日本のお寺もある。今回はその日本寺、日月山法輪寺は修行や宿坊をやっているらしいのでアポなしで行ってみた?(2015年3月)
修行内容
初日
お寺の入り口
お寺
宿坊の建物です
お寺には日本の尼さんが住職として住んできました。幸いベッドが空いていて宿泊可能だったので滞在させてもらうことにしました?
部屋(男女共同のドミトリーです)
お寺には決まりがあります。
- 朝夕の勤行に必ず参加
- ガンジャ・チュラス(マリファナ)禁止・持ち込み不可
- 嘘・おだて・盗みはしない
これを守れば何日でも滞在していいようです(しかも3食付!!)。料金はお布施のみ。 ロシア人青年はもう1か月近くいるらしいです。周りに何もないのに1か月もいて暇人だなーと思いました。
ロシア人はよく昼寝してます(笑)
二日目
日月山法輪寺は法華経であり、何妙法蓮華経を唱えます。早速勤行に参加しました。
お寺の中
ここに座ります
尼さんがお経を唱え始めました。
しばらくすると、何妙法蓮華経が始まりました。アシスタントは日本語の話せるインド人の方で大きい太鼓をリズムに合わせて叩きます。それに合わせて参加者はハンド太鼓?を持って叩きながら、ひたすら「何妙法蓮華経」を唱えます。
ドンドンドンドン
何妙法蓮華経
ドンドンドンドン
何妙法蓮華経
ドンドンドンドン
何妙法蓮華経
ドンドンドンドン
何妙法蓮華経
ドンドンドンドン
何妙法蓮華経・・・
・・・・これが20分くらい続きます。
その後、なんと全員がハンド太鼓を叩きながら、「何妙法蓮華経」を唱え、街を練り歩きます。ちょっとだけですが。
お寺の近くにあるパゴダ(仏塔)まで行って、参拝して帰ってきます
勤行が終わった後は、お寺や仏塔の掃除です。みんなで手わけして掃除します。
掃除が終わったら昼食までフリータイムですが、何もすることがないので、宿坊の屋上に行きました。
屋上
屋上からの眺め
昼食後はまたフリータイムです。夕方の勤行まで自由です。近くに、釈迦が初めて教えを説いたという遺跡があるので行ってみることにしました。
釈迦と弟子の図
仏塔
ここが釈迦が初めて教えを説いた場所です
せっかくなので、ここで1時間くらい瞑想しました?
なんかパワーをもらったような気がしました?
その後、寺に戻って、勤行・夕食です。尼さんは久々に日本人に会ったらしく夕食後に3時間くらい話ました。私も久々に食べた日本食に元気をもらいました。ネパールで食中毒・腹痛に襲われ心身伴にやつれていましたが、すっかり回復しました?
カレーとお粥・梅干し・佃煮
夜のお寺
お寺の庭にある仏像
三日目
最終日も朝から勤行と掃除を行い、朝食後にお寺を出ました。
キッチン
お布施を渡したら、尼さんからお菓子とオレンジ、そして日蓮大聖人御綿帽子を頂きました。
中には綿が入っていました
日蓮大聖人・・綿の帽子なんですね
おわりに
長旅でやつれていた時に、お寺に助けてもらいました。日本の食材は帰国する旅に大量に買い込んでくるそうです。貴重な日本食を頂いてとても元気になりました。