全昌院は、昭和14年(1939)に、福井県若狭の国から上京した先代により創建されたとっても曹洞宗の新しいお寺です。東京・豊島区の西武池袋線・東長崎駅から徒歩5分の場所にあります。毎年日曜日の朝に坐禅を開催しています。
坐禅は毎週日曜日の朝7時から開催されます。参加者は6時45分頃までに集合します。参加費は100円、要予約です。
外観
全昌院は、閑静な住宅街の中にあります。外観からするとお寺という感じはしません。
坐禅参加者はここから入場します。初めての人は簡単に坐禅のやり方や作法を教えてくれます。初回に簡単な経本や坐禅ガイドの資料をもらえます。
坐禅
7時から坐禅が始まりますが、参加者は先に坐禅堂に入りそれぞれ坐禅を始めます。
45分の坐禅
10分程度の経行(歩く坐禅)
45分の坐禅(読経等含む)
・・・という流れになります。
ちなみに住職による警策はありません。
茶礼
坐禅が終わると茶礼の準備を始めます。坐禅堂に住職を囲むような感じで座り、お茶とお菓子を頂きます。住職や参加者との団欒をしながら楽しい一時を過ごします。時間は20~30分ほど
まとめ
全昌院の坐禅会は2020年9月現在、2025座行われているそうです。週1回開催なので、なんと39年近くも続けられている坐禅会になります。
また坐禅会以外にも精進料理教室や吹き矢の会が開催されていて、大変興味深いです。近くにお住まいの方は一度ぜひ行ってみて下さい。
予約はこちらから
評価
-
立地 4.0 坐禅 3.5 その他(茶礼・読経・講和など)
3.5 費用 4.5 総合 3.87
参加費100円で茶礼があるのは良心的。坐禅堂は曹洞宗伝統の坐禅堂ではなく畳の間でした。坐禅は警策による指導がないのが少し残念。立地は駅から徒歩5分でアクセスは良好。地域に密着したお寺であり、歴史がある坐禅会を継続されているので、これからも頑張って欲しいです。