高野山とは
高野山(こうやさん)は、和歌山県北部、和歌山県伊都郡高野町にある周囲を1,000m級の山々に囲まれた標高約800mの平坦地に位置する。平安時代の弘仁7年(816年)に嵯峨天皇から空海(弘法大師)が下賜され、修禅の道場として開いた日本仏教における聖地の1つである。現在は「壇上伽藍」と呼ばれる根本道場を中心とする宗教都市を形成している。山内の寺院数は高野山真言宗総本山金剛峯寺(山号は高野山)、大本山宝寿院のほか、子院が117か寺に及び、その約半数が宿坊を兼ねている。
アクセス
大阪、なんば駅から南海電鉄で急行で110分です。
なお、高野山・世界遺産きっぷが発売されており、お得なきっぷとなっています。
なんば⇔高野山 2860円
・発売駅から高野山駅までの電車割引往復乗車券
・高野山内バス(南海りんかんバス)2日フリー乗車券
・拝観料2割引サービス券
・お土産・飲食1割引サービス券
〒648-0211 和歌山県伊都郡高野町高野山
なんば⇒高野山まで
なんば駅から始発に乗って出発!
途中ののどかな風景
真田幸村ゆかりの地・九度山!NHK大河ドラマ「真田丸」でも登場しました!
九度山駅
極楽橋駅でケーブルカーに乗り換えます。ここからさらに険しい山中に入ります。
ケーブルカー
極楽橋の標高は539メートルです。
ケーブルカー内の様子。始発なので人が少ないです。
ケーブルカーからの眺め
高野山駅の到着!標高867メートル、意外と低い山です。
高野山をまわるには、交通手段はバスしかありません。ここから高野町までバス移動です。
奥ノ院参道
弘法大師空海の御廟(ごびょう)がある奥之院は、壇上伽藍とならぶ高野山の2大聖地。弘法大師入定の地であり、弘法大師御廟は大師信仰の中心聖地として多くの人が訪れています。参道には諸大名から庶民までの多くの墓石や祈念碑、慰霊碑が並び、高野山信仰の篤さをうかがわせます。バス停:奥の院口で降りてスタートです。
高野山には、様々な企業の墓標があります。
高野山信仰の高さが伺えます。他では見られません!
日本しろあり対策協会
株式会社 福助 福助君が墓碑の上に鎮座しています(*^_^*)
ヤクルト! ヤクルトの容器オブジェがいい感じです😊
日産自動車
ここから本格的な参道に入っていきます(^^)
墓碑、墓石がいっぱい。30万以上の御霊が眠っているそうです。
お地蔵さんも、いたる所にいますよ😀
奥ノ院手前にある、たくさんの水掛地蔵。順番に水を掛けてあげます😉
そして、奥之院御廟に到着!🙂ここからは聖域中の聖域です。弘法大師 空海がおられ、今も瞑想していると言われています😱 撮影もNG
とても神聖な場所でした・・中を見てみたい方はぜひ行ってみてください!
帰りは、お墓巡りをしながら下山します。ここには多くの戦国武将の墓碑があるので、地図を見て徹底的に探していきます😤
まずは、織田信長の墓所
少し歩いて・・
豊臣家の墓所
有名な戦国武将の墓でも、簡単に見つかるものと、なかなか見つからないものがあります。かなり行ったり来たりしました。
キリンビールの墓標を発見!ちゃんと麒麟のオブジェもあったよ👍
1.5キロの長い参道です。
毛利家墓所
なんとも言えない雰囲気です。歴史を感じます・・
今度はパナソニックの墓標がありました!
木の中に眠るお地蔵さん
姿見の井戸。井戸に自分の姿が映るそうですが、今はもう真っ暗で何も見えませんでした・・
石田光成の墓所
明智光秀の墓所
伊達正宗の墓所
武田信玄・勝頼の墓所
左が武田信玄、右が勝頼
北条氏墓所
八代将軍吉宗公の墓
大岡越前の墓所
この辺で有名な墓所は終わり、参道をあとにしました。
徳川家霊台
1643年に三代将軍・家光によって建立。江戸時代前期を代表する建築であり、徳川初代将軍家康と、二代将軍秀忠を祀る二棟の霊屋(たまや)です。
拝観時間:8時30分〜17時
料金:200円
金剛峰寺
高野山真言宗の総本山。国内最大級の石庭「蟠龍庭(ばんりゅうてい)」や歴史に名を残す絵師による襖絵も見どころです。
拝観時間:8時30分〜17時
※受付は閉所時間の30分前までです。
料金:中学生以上500円 小学生200円
金剛峰寺の入口
境内の様子
美しい日本庭園です🙂
どうやら、お茶が飲めるようです😋
大広間で休憩😙
お茶と和菓子を頂きました!😀
弘法大師 空海と曼荼羅の掛け軸が掛けてあります。
ここが蟠龍庭かな?
金剛峰寺では、真言密教の瞑想である「阿字観」が体験できます。
総本山金剛峯寺では、国内最大級の石庭、蟠龍庭の中に建つ阿字観道場(一般非公開)にて、”阿字観”を体験できます。阿字観とは、真言宗における呼吸法・瞑想法です。
高野山の清らかな霊気の中、心静かに瞑想し、忙しい日常を離れてゆっくりとした時間を過ごしてみませんか。初めての方でも僧侶が丁寧に指導いたしますので、金剛峯寺ご参拝の折にはどなたさまもぜひご参加ください。週4日開催(金・土・日・月)
1日・4回実施(所要時間 約1時間)
・9:30 ・11:30 ・13:30 ・15:30
各回定員20名
参加費1,000円+拝観料
中庭があります。
ここは台所です。
金剛峰寺の外観
霊宝館
国宝・重文をはじめとした貴重な仏像・仏画などの文化遺産を保存管理し、展示しています。
拝観時間:
(5月〜10月)8時30分〜17時30分
(11月〜4月)8時30分〜17時
※受付は閉館時間の30分前までです。
料金:一般600円、高校生・大学生350円、小学生・中学生250円
休館日:年末年始
中は撮影禁止なので、外観だけ
壇上伽藍(だんじょうがらん)
高野山のシンボル、朱色の根本大塔がそびえたつ壇上伽藍は奥之院とともに高野山の2大聖地として信仰されている場所であり、弘法大師空海が山上に伽藍建立の手を入れた最初の地でもあります。
根本大塔(こんぽんだいとう)
真言密教の根本道場のシンボルとして建てられた、高さ48.5mの朱塗りの大塔。内陣は曼荼羅の世界を立体的に表現しています。
拝観時間:8時30分〜17時
料金:200円
金堂(こんどう)
一山の総本堂として、重要な法会のほとんどがここで執り行われます。ご本尊は薬師如来。
拝観時間:8時30分〜17時
料金:200円
御影堂(みえどう)
弘法大師がお住まいになっていたとされるお堂。真如親王の御筆による大師の御影が安置されてから「御影堂」と呼ばれるようになりました。
不動堂(ふどうどう)
1197年行勝上人の建立と伝えられています。住宅風の仏堂として有名であり、国宝に指定されています。
中門
1843年に焼失した中門が開創1200年を記念して172年ぶりに再建されました。
大門
高さ25.1mの大門は一山の総門にふさわしく威風堂々とした門構え。現在のものは1705年に再建されました。
まとめ
空海が開いた天空の都市
山奥に存在する宗教都市、高野山
天下の霊場として名を馳せた高野山
人生観が変わるかもしれません
修行もしてきたので、別途レポートします👍